| 世界78ヶ国から300人以上の出版関係者をLIBER(国際ブックフェア)に招待 | ||||
| ICEXは10月5~7日マドリードで開催される第29回LIBER-国際ブックフェアに海外出版業界のバイヤーを招待。また同フェアではインコタームズ2010に関するiPad対応の初めての電子書籍のプレゼンも行われる。 | ||||
|
世界78ヶ国から300人以上のバイヤー、書籍アドバイザー、図書館関係者、編集者が10月5~7日にマドリードで開催される第29回 LIBER-国際ブックフェアを訪れる。これはスペイン貿易庁ICEXが支援する商業ミッションの参加者で、同フェアにおいてスペイン出版業界との交流をはかる。 ICEXが招待したのは、スペインの出版物についての専門的なバイヤーや評論家、アドバイザー。中には書籍組合や官民の大学や図書館などで書籍購入に関する決定権を持ち、予算や企画を通すことのできる地位にある人も多い。
「America Reads Spanish」キャンペーン 参加者の中で注目されるのは、200万$以上のスペイン語出版物の購入予算を持つ、米国の図書館関係者60人である。この中から10月5日、「America Reads Spanish」キャンペーン記念年間ベスト図書館員賞が授与される。 これは毎年、スペインの書籍や作者について、最もふさわしいプロモーションを行ったと評価される米国の図書館員に贈られる賞で、今年で4回目になる。 ICEXとスペイン書籍出版連盟FGEE (Federación de Gremios de Editores de España)の後援、在マイアミ・スペイン大使館経済商務部の主催で行われている。
初めての電子書籍 国際ブックフェアのICEXブースで行われる、ICEXの新しいマルチメディア出版物『インコタームズ2010: 国際商取引における共通語(Incoterms® 2010: El lenguaje común del comercio internacional)』の紹介も見逃すことはできない。これはDVD形式の出版物で、パソコン、Mac、そして初めてiPadにも対応している。また、紙の書籍の新刊の紹介も行われる。中でも注目は『2011年世界経済の鍵(Claves de la Economía Mundial 2011)』である。 インコタームズは、国際商業会議所によって定められた規準で、強制力はないが国際的な商取引において遵守することが望ましいとされている。これにより、売り手、買い手、双方の輸送におけるコストやリスクに関して危険負担が明確にされ、係争における多くの問題を回避できるのである。 この新しい電子書籍は、その双方向性と、マルチメディア言語の効果により、ユーザーにとってより使いやすいものとなっている。内容は様々な項目に分けられ、映像による説明も豊富である。
国際化の進んだ業界 2010年度、スペイン出版物(書籍及びグラフィック)の輸出額は4億5,779万€に上り、前年比3.49%増、貿易収支は前年比12.7%増、2億2,320万€の黒字をもたらした。これは、この業界が海外に新しい市場を開拓するべく努力してきた結果である。 書籍の輸出は2億6,460万€と出版物の輸出全体の58%を占め、2009年度より5.12%伸びている。 同業界の輸出先を見ると、主要輸出相手国は引き続きEU圏内で、1位がフランス、2位がイギリスである。 EUに次ぐスペイン出版物の主要輸出先はアメリカであるが、グラフィックの輸出が38.2%増加した一方で、書籍は0.27%減少している。
|
|
||||||||||||||||