スペインの家具製造業は、高品質と優れたデザインが特徴で、製品の種類も多い。当業界は研究開発を重視してきた結果、外国競合メーカーに伍して市場をリードするまでになっている。
メーカー約12,000社のうち、1,000社が輸出企業である。メーカーの所在地としては、バレンシア、カタルーニャ、バスク、アンダルシア、マドリッドの順に多い。 2008年の生産額は73億7,400万ユーロとなり、この産業に従事する雇用者は、直接雇用が125,718人にのぼり、間接雇用は60,000にのぼると思われます。
スペインの家具業界は多くの中小規模の企業によって構成されており、この業界が常に変化する国際的な要望に対応できる柔軟性と能力を与えています。
スペインの家具業界は「MUEBLE DE ESPAÑA」というブランド名のもとここ10年間で大きく成長しています。過去4年間でスペイン家具の販売は7.9%増加し、2008年待つには15億8,150万ユーロにまで達し、うち輸出は生産量の21.5%を占めるまでにいたっています。
2008年の主な輸出国は、フランス(4億6,300万€)、ポルトガル(2億1,100万€)、イギリス(8,660万€)、イタリア(7,550万€)、そしてドイツ(6,780万€)となっています。引き続きEU諸国が主な市場となってはいるもの、家具の買い控えにより輸出は減少傾向にあります。その一方で、ロシア(+11.2%)、サウジアラビア(+63.7%)、ルーマニア(74.7%)およびポーランド(+33.4%)などの新興国への輸出が伸びています。
当業界は、ケルン、ミラノ、パリ、モスクワ、バレンシアなど世界の主な家具見本市に積極的に出展している。
当業界には以下のように家具の全てのサブセクターがある:家庭用家具、キッチン家具、オフィス家具、庭園家具。様式についても、クラシックから現代風、カントリー風まで揃っている。さらに国内外のデザイナーがスペイン家具の制作に参加していることでも知られている。