3つの海に囲まれたスペインは、漁師としての長い伝統を保持しています。その結果、現在は世界的でも有数の魚介類の消費国で、ヨーロッパ連合(EU)内において、一番の消費国であることは疑いもないことです。
スペインにおいて、漁業は常に最も重要な経済活動の一つを占めていました。EU諸国の中で最大の漁業人口を誇り、世界でも最も主要なスペインの漁業界は、漁業製品の質はもとより、安全性や競争力を高めるために、漁法や技術の面において常に改良を進めており、その一方で漁業資源や環境の保護にも取り組んでいます。16,000隻以上の漁船と80,000人以上の漁師は1万トンを超える魚介類を捕獲し、その内の大半は、そのままであるいは冷蔵、冷凍されて数々の国に輸出されます。わが国の豊かで海水の暖かい海岸線沿いでは、沿岸漁業が数々の小さな村落の主要財源となっています。ここでは、長年に渡る伝統と経験が最新の技術や品質管理分配システムと結び付いています。わが国の遠洋漁業は、EUの最も主要な漁場やアフリカの大西洋沿岸、南アフリカの南端、および大西洋北東部でもみられます。スペインは約50万トンの魚介類を輸出していますが、その半分以上は冷凍魚介類です。