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投資情報 / 投資ガイド / スペイン投資に関する助成金 / IV. 特定地域への投資促進策 / 1. 中央政府の促進策
 

1. 中央政府の促進策

中央政府は地方投資促進策を行うがそれは常にEUが決めた要件と限度内で実施される。

その供与は基本的に地方投資促進総副局にて取扱われる。

これらの促進策は特定地域の発展振興に寄与することを目的としており特定地域への投資計画に経済的な援助を与えることから成立っている。

この地方政策の主な目的はスペインの様々な地域間に経済的均衡(所得水準を基準にした)をもたらすことにある。実務上は他の地域と比べ恵まれていない地域及び特別に経済的な困難な地域で企業を設立し、拡大しあるいは近代化することの促進に役立ってきている。

援助は基本的に返済義務の無い助成金供与(法制上は優遇条件付きの貸付の可能性も謳っているが実際には使われていない)の形を取っているがそれは投資費用の一定割合に対して供与されるものである。

これらの援助はスペイン領域内の助成金対象地域での計画に投資する際に供与される。

助成金の対象となる地域は幅広くスペイン領土の80%以上、国民の79%が関わっていることになる。

助成金の最高限度額は地域により異なるがたいていの場合は投資の50%までである。2000年-2006年の期間中のEU委員会で承認を受たスペインの地域促進策援助の対象地域に見られるように具体的にはアンダルシア州、エストレマダデゥーラ州、カナリア諸島州での投資に対しては中央政府、州政府、市町村が供与する助成金あるいは地方振興目的の援助(又はその双方)の累積額は50%と決められている。その他の促進策対象地域ではそれより低い数字となっている。

中央政府の地方振興助成金の供与は経済振興地域(Zonas de Promoción Económica- ZPEs)と呼ばれる地域での投資計画を金融援助することに向けられている。この経済振興地域は地方振興のための政府援助に関して決められたEUの条件に従い確定されている。その意味で2000年-2006年については構造基金の目標No.1に含まれている自治州の領域全域が促進策の対象となっている(アンダルシア、アストゥーリアス、カスティーヤ-ラ マンチャ、カナリアス、カスティーヤ イ レオン、セウタ、バレンシア、エストレマダデゥーラ、ガリシア、メリーア、ムルシア)。同様に、アラゴン州の一部(具体的にはテルエル県、ウエスカ県及びサラゴサ県の特定地方)及び移行的性格を持ってはいるが、カンタブリア州で実行される投資計画にも地方振興のための助成金が供与される。

一般的に言って、その特別な状況から二つの対象地域に大別できる:

- 経済振興地域(ZPEs
ZPEsはスペイン領域内の低開発地域を指す。ZPEI, II, IIIタイプの地域にのみ設定でき、その有効期間は2000年-2006年である。

- 工業衰退地域(Zonas Industrializadas en Declive-ZIDs

これらの地域は特別な状況(中央政府が決定する)が発生した場合に決定される:これらの地域では工業構造改革により重大な影響を受け雇用と工業生産が大幅に減少しているのが普通である。しかしながら現在はこのZIDsの形態は使用されていない。

ZPEsZIDsは勅令により規定されており、影響を受けた地域ごとに勅令が公布され援助額の最大限度が決定される。ここで言う援助額の最大限度とは同一のプロジェクトに適用される援助をその形態及び援助元を集計した額を指している。

勅令により更に所謂優先地域(ZPE内で援助を最高限度額まで供与される地域)、振興業種、援助対象プロジェクト、助成金供与条件等が決定される。

例外的には、経済大蔵省と経済問題政府諮問委員会が(運営機関の要請により)特定の地域に対して上述の最高限度を超えることを決定できる。但し、EUが決めた限度内であることが条件である。この状況が実際に発生した例は極めて少ない。発生した場合でも特定地域(特にZIDs地域)を対象にしており又期間も一定期間に限定されている。

ZPEsZIDsは共通の性格を持っているがそれを纏めると下記の様になる:

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