国の変更 お問い合せ
 
スペインの概要 / スペイン:そのプロフィール / II 国、人、そして制度 / 3. 政治制度
 

3. 政治制度

スペインは立憲君主国である。国王が国家元首[1]であり、その主要な役割はスペイン憲法に従い各機構が万全に機能することを総覧し調整することにある。同様に、行政、立法、司法権[2]の主要な役職者の任命を承認することである。

1978年のスペイン憲法は基本人権と自由権を確立し、国会(Las Cortes Generales[3]に立法権を、政府(el Gobierno de la nación)に行政権をそして裁判官と司法官に司法権を委任している。

立法権は国会に委任されているが、衆議院議会(el Congreso de los Disputados-下院)と参議院議会(el Senado-上院)とに分かれている。両議会の議員は4年ごとに普通選挙で選出される。

国会は立法権を司り、国家予算を承認し、政府の活動を監督し、国際条約を批准する。

政府の最高権限者[4]は首相であり国会により選出され、閣僚の任命権を持っている。

閣僚の任命権罷免権は首相が持っている。

スペインには17の自治州があり、各自治州はひとつあるいは複数の県から成り立っている。それに加えてきたアフリカにあるセウタとメリアの両自治都市がある。県の総数は50に上る。

各自治州は憲法により与えられた権限を執行するが、具体的には自治憲章に謳われている。この自治憲章には更に自治州の制度の機能が明確化されている。具体的には、通常は自治州議会、これは自治州に適用される条例を決める権限をもち議員は普通選挙で選出される。

自治州政府は行政執行機関であり、自治州議会で選出される州知事が司り自治州の最高代表権限者である。上級裁判所が自治州の司法権を司る。各自治州には中央政府により任命される政府代表者がおり中央政府を各自治州ごとに代表し各自治州との調整を行う。

各自治州は財政面から見ると独立しているが、中央政府の予算から交付金も受領している。

前述の機構から見て判るようにスペインは欧州の中でも地方分権が進んだ国となっている。



[1] www.casareal.es

[2] www.poderjudicial.es

[3] www.congreso.es

[4] www.la-moncloa.es



    戻る