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18/02/20  , ICEX
【2017年の年間貿易統計】 輸出総額は2771億2600万ユーロで最高記録
2017年の物品輸出は、前年と比較して約8.9%増加
 

 

スペインの2017年の物品輸出は、前年・2016年と比較して約8.9%増加し、27712600万ユーロに達し、このシリーズの年間累積統計を取り始めてから最高の数字となった。 輸入は前年比約10.5%増加し、30187000万ユーロを記録し、これもまた、歴代最高の記録となった。その結果、2017年の貿易赤字は2474400万ユーロに達し、2016年よりも約31.9%の増となった。スペインの輸出動向は、ユーロ圏諸国およびEU全域の動向と比較して、良好な動きをみせている。

カバレッジ率(輸入超過輸出)は、91.8%2016年は93.6%)で、シリーズ統計全体を通じ、2013年、2016年に次ぐ3番目に良い数値となった。輸出は輸出額(単価指数の近似価格)が約0.7%増加したことで、量において約8.2%増加となった。輸入は金額が約4.7%増加したことによって、量において約5.5%の増加となった。

非エネルギー収支は402300万ユーロの赤字で(2016年の暫定値は251700万ユーロの赤字)、エネルギー関連の赤字は約27.6%の増加で、2072100万ユーロとなった。

スペインの輸出成長率は、ユーロ圏諸国(7.2%)、EU全域 (7.4%)を上回るリズムで伸びており、イタリア(7.4%)、ドイツ(6.3%)、フランス(4.5%)、米国(6.6%)、中国(6.7%)の成長率を上回っている。イギリス(13.4%)、日本(11.8%)は、スペインより高い成長率の伸びを見せた。

 

2017年には輸出企業が2016年に比べて約8.5%増加し、161454社となった。また、継続的輸出業務を行う企業数(輸出業務を4年間継続して行っている企業)は5562社に達して、約1.5%の増加を記録し、これは6年連続の記録増加である。継続的輸出業務を行う企業の数は輸出企業総数の31.3%であるが、これらの企業の売上げは、輸出全体の95%を占め、2016年から約9.6%の増加となった。

 

分野及び品目

 

自動車産業(全体の16.3%)を除く主要産業は揃ってプラスの輸出成長を記録し、その売上げの伸びは2016年の数値とほぼ同様である(約0.1%の増加)。設備財(全体の約20.3%)は約9.2%の増加、食品・飲料・たばこ(全体の16.5%)は約6.3%、化学製品(全体の14%)は約7.8%、消費財工業製品(全体の10.2%)は約9.7%の増加を記録した。

 

輸入も、国内需要の牽引やエネルギー関連製品の価格上昇を要因として伸びを記録した。設備財(全体の21.5%)の輸入は約7.8%、化学製品の輸入は(全体の14.9%)約5.7%の伸び、エネルギー関連製品(全体の約13.4%)の輸入は約36.4%、自動車関連(全体の12.9%)が約4.8%と、それぞれ伸びを記録した。

地域的動向

2017年、対EU圏への輸出(全体の65.7%)は約8%上昇した。対ユーロ圏への売上げ(全体の51.6%)は約8.5%の増加で、その他のEU諸国向け輸出(全体の14.1%)が約6.2%の伸びとなった。

EU域外諸国向けの輸出(全体の34.3%)の動きはさらに活発で、2017年には約10.6%の伸びを記録し、その活発な伸びは対大洋州(23.5%)、対ラテンアメリカ諸国 (12.7%) 、中東を除く対アジア(11.2%)、対北米(10.0%)、対アフリカ(8.5%)、対中東(1.3%)と、世界の各方面で見られた。

国別に見ると、売上が伸びたのは対アルゼンチン(51%)、対ナイジェリア(28.7%)、対中国 (24.4%)、対オーストラリア(21.4%)、対モロッコ(15.7%)、対インドネシア(15.6%)、対フィリピン(13.5%)、対メキシコ(12.2%)、対カナダ(10.6%)、対トルコ(10.6%)、対米国(10%)。一方売上げが減少した国はベネズエラ(-49.3%)、アルジェリア(-11.2%)、エジプト(-9.7%)となった。


 
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