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17/12/27  , Cámara de Comercio de España
国際化プラン・カメラル計画に1200万ユーロ以上の予算
商工会議所ネットワークの実施する中小企業の輸出支援活動のために
 

 

スペインの各商工会議所が輸出活動支援のために充てる2018年の活動予算は、総額で1230万ユーロに達する見込みであり、国際化プラン・カメラル計画に包括されるそれぞれの活動は、各地方の商工会議所のネットワークを通じて、2018年中に実施される予定。

この予算は、企業の国際化支援のための618件の活動を実施するために使われるが、対象となる企業の大部分が中小企業である。計画の内訳は、429件の海外でのプロモーション活動、145件の育成活動、44件の情報活動となっている。 一連の活動は、すべて、スペインの輸出の基盤を広げ、堅固なものとすることを目的としている。

プロモーション活動に充てられる費用は総額1075万ユーロで、総予算の87%を占める。 スペイン中小企業にとってEU圏諸国は依然として最も取引先国として優先される地域ではあるが、2018年の予算では、EU域内での活動に当てられる割合は全体の33%と減少して、スペインの輸出の基盤を地理的に多様化させようという意図が明確化された。

スペイン商業会議所は、アフリカ、アジア、南米の地域を潜在的な輸出成長の可能性を秘めている大陸であると認め、それに基づき、EU域外では、これらの地域において最も多くの活動が予定されている。具体的には、アフリカとアジアにはそれぞれ約13%、南米には10%の活動が予定されている。また、北米および中東は、それぞれ活動の約8%が向けられる見通しで、また、中米では約7%、そしてEUに属さないヨーロッパ諸国で約3%の活動が行われる予定。

国別には、EU域内の諸国では、ドイツとフランスがスペインにとって主要市場であり、スペインの輸出振興が最も向けられる国として選ばれた。イギリスの欧州連合からの脱退を視野に入れ、英国に対しては活動の約16%が向けられる。アフリカでは、モロッコ、アルジェリア、コートジボワールが、南米では、アルゼンチン、コロンビア、ブラジルが目立つ。アジア地域では、中国、日本、韓国に活動が集中している。

2018年に、米国市場に向けられるプロモーション活動は30件、カナダ向けは5件である。

中米とメキシコでは、メキシコに2018年にこの地域で実施される予定のプロモーション活動全体の38%が集中し、続いてキューバ向けの活動が約25%となっている。これに比べるとはるかに少ない割合ではあるが、パナマ、ニカラグア、コスタリカ向けには、それぞれ3%のプロモーション活動が計画された。

アルゼンチン、ブラジル、コロンビアは南米最大の注目市場としてプロモーション活動の割合も最大である。

 

商業ミッションを多用

プロモーション活動の中で大部分を占めるのは、海外派遣の商業ミッションで、2018年中に合計約191件のミッション団派遣が計画されている。スペイン企業と外国企業の商談会にも特別な意義が与えられ、総数で約56回の商談会の開催が予定されており、同様に、国際見本市への参加も110件が計画されている。

育成活動の分野においては、それぞれの商工会議所で合計約145回の貿易に関する養成活動が行われる予定。輸出を始めるためのワークショップや、特定の国を対象としたセミナーの他に、その内容を補完するために、税制や関税、貿易実務や商業文書管理の研修会も実施される。情報活動の分野では、2018年末までに、市場調査書、データベース、または出版物に加えて、海外市場への売込みを始められないでいる企業を奨励するために、数多くのワークショップや意識啓発フォーラムの開催が予定されている。

2018年の国際化プラン・カメラル計画は、それぞれの地域の各商工会議所からの提言と協力に基づき、また、経済・産業・競争力省商務局とICEX-スペイン貿易投資庁、ならびにスペイン商業会議所自らの指導によって作成された。 この計画は、計画された活動のかなりの部分について、欧州地域開発ファンド(European Regional Development Fund)の支援を受けており、そのうえで、各地方自治政府、および企業団体との協議をしたうえで、経済・産業・競争力省商務局により承認された。

 
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