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17/12/20  , Ministerio de Fomento
スペイン高速鉄道AVE マドリード-マラガ線 開業10周年
2007年12月24日開業以来、旅客者数2000万人
 

 

来る1224日日曜日、コルドバ-マラガ間の高速鉄道工事の完成を受けて運行を開始した、マドリード-マラガ線での高速鉄道サービスAVEが開業10周年を迎える。この10年の間に、スペインの首都マドリードとコスタ・デル・ソルで知られるマラガ県の中心部を結んだ75000本の運行本数を数えるこの高速鉄道を、2050万人の旅客が利用した。

運行会社Renfe(レンフェ)は20071224日にこの路線を開業し、段階的に新しい旅行者をこの線に獲得してきた。現時点では概算値ではあるが、今期の旅客者数は2442000人以上と見込まれており、2016年比で3.8%の増加となる。73%に相当する旅客が、上り・下り共に、マドリード-マラガの始発から終点駅までの全線を通じての利用者である。


鉄道か飛行機か

マドリードとマラガ間の移動手段として、鉄道は航空機に比べて、明らかに有利な立場で市場を占めている。10年前の開業以来、AVEは着実な成長を続けている。

AVEの開業以前には、72%の旅行者が飛行機を移動手段として選んでおり、鉄道利用客は28%であった。開業まもない20086月には、鉄道が飛行機を上回り、鉄道利用者のシェア率は57%に達した。今年の8月には、AVEは市場シェア率88%超えの記録を打ち立て、飛行機の利用者は11.9%となった。

高速鉄道の10

高速鉄道がマラガ県の中心部まで開通したことで、それ以前のマドリード-マラガ間の移動手段(特急Talgo 200)から所要時間が1時間30分短縮され、さらに、快適性、信頼性が加わった新しいサービスのおかげで、日々提供できる座席数も倍増した。

マラガ県の中心都市までAVEが到着したことを契機として、段階的に高速鉄道網は発展してゆき、今日ではマラガ発着の高速鉄道は、バルセロナ、サラゴサ、タラゴナ、リェイダ、シウダード・レアル、バレンシア、コルドバ、セビリアなどの都市との間を往復する。

高速鉄道の10年を振り返り、記念すべきは日はまず2008年の2月。それまでセビリア-コルドバ間を結んでいたAvant(中距離高速鉄道)がマラガまで延長された日である。20091月には、Renfeはバルセロナ-マラガ間のAVE直通列車の運行をスタートさせ、マドリッドでの途中下車をせずに、トレホン・デ・ベラスコの鉄道バイパス建設を利用して、アラゴン自治州、カタルーニャ自治州への、マドリードを迂回した移動を可能とした。この新線の開通で、バルセロナまでの移動時間を5時間40分までに短縮した。

マラガの高速鉄道網は、20136月に完成し、週末にはバレンシアへの直行列車が運行されるようになった。

マラガを起点あるいは目的地とするこれらの高速鉄道網を利用した旅客数は、この10年で2750万人を数える。

 
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